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良いことなのか悪いことなのか, 多分短期的に見れば良くて, 長期的に見れば悪いのだと思うけれど, 最近は余り(エンジニアとしての)危機感がない気がする. 真面目なブログに書いている毎年の振り返りを見ると, だいたい2018年くらいから危機感が薄れてきているっぽい.
なんとなくわかるなーという気がしていて, 転職前とかは, 他人と比べて「もっともっとやれないとダメだ」, 「凄腕エンジニアにならないといけない!」みたいな, 謎の脅迫概念があったような気がする. それはいろいろと手を動かす原動力にもなっていたけど, 常に心の中に不安があって, 落ち着けない... みたいな感じがあったのかもしれない.
転職したり, 或いは精神的にちょっとずつ大人になる中で, まずは「他人と比べる」というところが落ち着いていた気がする. 理由としてはhitodeさんのこのエントリに書いてることが当てはまる気がする.
つまり, 自分はずっとhitodeさんのエントリにある「蝶のように舞い蜂のように刺す最強の人間がいるような錯覚」と自分を比べ続けていた, というのに気づいたということ. それに気づいて, 他人と自分を比べる前に, まずは自分を認めるようになって, 割と精神衛生は落ち着いた気がする.
あとはまあ, 今の会社でなんとなく, ギリギリやっていけている, というのが自信につながったのかもしれない. 凄腕エンジニアが大量にいる世界観の中で, 自分はギリギリ踏みとどまれている... と思っていて, いや本当か? ちょっと自信はないけど, いや全然自信ないかもしれない. でもまあ少なくとも, チームの中でまだ戦力外扱いされていないので, ギリギリはいけてると思う... そう思うことにします. えーとなんだったっけ, まあチームの中で仕事しながら学ぶ, というところで一定リズム作れている(作ることができた)というのも良かったのかもしれない.
まあ, とはいえ今のままでいいのか? っていうと多分ダメなんだろうなあと思っていて, 今の成長速度が維持できなくなった時にぐんぐんダメになっていきそうなので, いろいろと積み上げる必要があるのだろうなあ, と思っている. 多分, ちゃんとした人は若い頃に幅を広げて, 年を経るごとに絞っていくのだろうけど, これまで何もせず生きてきたため最近は割と幅を広げる活動に終始している感じがする.
まあなんか, 適当に生きているな〜〜〜〜〜と思った. 同僚たち, みんなちゃんと考えて生きていてすごい. そういうの折角間近で見れるのだから, ちょっとずつ参考にしていきたいなあと思ったのだった.