"本を読む"という行為, やはり得意不得意があると思っていて, 僕は多分後者側の人間だと思っている. 本を読むのが不得意な人, だいたい, 本を読むのが不得意だからこそ, せっかくの本を読む機会は大事にしたい, と思いすぎて, 本の内容を全て理解しようとしてしまって, 最終的には疲れたり挫折したりして本を読むのを止めてしまって, それによって更に自分は本を読むのが不得意だ, と思い込んでしまう... といった負のループがあるように思う.
とはいえせっかく買った本が勿体ないので, 最近はこういう気持ちで本と向き合っている:
- とりあえず読む
- 興味がなかったり, 既知だったりする部分は, 時と場合によっては勢い良く飛ばす
- 内容が理解できなかったら, とりあえず飛ばす
本の内容, 全部理解したり, 覚えたりするの, やはり大変なので, まずは「その本にどんな内容が書かれているか?」というのを把握するのが大事だと思う. なので, とりあえずさっくり読んでみて, その中で「良さそう」, 「役立ちそう」, 「大事そう」と思った部分だけちょっとずつ咀嚼したりメモしたりしながら, まずは一通り読み切るのが大事だと思う. そこまで行けたら, 日常の中で「この問題難しいけど, あの本にヒントあったような...?」という感じで, 本を利用できて便利.
...という感じでやっていると, 徐々に積んでいた技術書を消化出来てきているような気がする. とはいえ, ひとでさんとかしばゆーさんとかと比べると「読んでいない」に等しい読書量な感じはしているけれど, とはいえいきなりめちゃくちゃ本を読む人間にはなれないので, こういう感じで, 日常生活の中でバランス取りながら技術書を読み解いていきたいと思うのであった.