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何かしら実装しよう, という時に, なんかいい方法が浮かばなくて, にっちもさっちもいかない, という場面はたまにあるのではないか. 自分はある. そういうときはこうしている, というのを書いてみる.

といっても答えは一言で, 規模にもよるけれど｢クソコードでもいいのでまず実装してみる｣がキモなのかな, と思っている. いい方法浮かばない時, だいたいいい感じの実装をしようとしてうまくいかないことが多い. レビューに出したらapproveもらえないんじゃないか... というレベルのコードでもいいので, まずは素朴にやりたいことができるコードを書く. そうすると,

• とりあえず動いたので安心できる. ｢できてません｣と｢できたけどクソコードです｣だと, 後者の方が精神的には楽じゃない? (もちろん｢いいコードでできました｣が一番いいしそこは目指すけど)
• なんというか, 一度動かしてみると解像度が上がるというか, ｢ここをいい感じにすればよさそう｣というのが見えてくる. そうすると, 同僚とも相談しやすくなる
• 一通り動かすことで, 考慮漏れに気づける可能性がある. 実はこれも必要でしたとか, 逆にこれいらなかったな, みたいなのがわかるかもしれない

ということがありそう. 言い方を変えるとプロトタイピングしてみましょう, と言えるのかも.