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これまで大小いろいろな仕事(タスク)やってきたけど, これは精神論っぽくてアレなのだけれど, 割と「覚悟を決めた人がいるか?」というのは, その成功(成果)に影響与えることが多かった気がする. いい感じの成果を出せたタスク, だいたいメンバーの誰か(自分含む)がちゃんと覚悟を決めて取り組んでいた気がするし, うまく成果が出なかったタスク, だいたい誰も覚悟決められていなかったような気がする.
もちろん覚悟を決めれば万事OK! という訳ではなくて, 覚悟を決めてやっていてもうまくいかなかったりすることは多々あった. でも, やっぱり, タスクを成功に導くにあたって「覚悟を決められているか?」というのは, その成功に向かってチームで進んでいく中で, 最初の関門としてあって, その結果がどうだったかというのは, タスクの仕上がりに大きい影響を与えていると思う.
「覚悟を決める」というと大げさな気がしていて, どっちかっていうと「関心があるか」, 或いは「自分ごととして捉えられているか」みたいな言葉の方が適切かもしれない. そういう人が一緒にタスクに取り組むメンバーの中にいないと, どうしてもいろいろな作業が間に落ちて放置されてしまったり, 或いはこじんまりとした成果物にしか繋がらなかったりする感じがある.
とはいえ, 万事全てに覚悟を決めて... でやっていくのは, 時間と興味を持てる範囲が有限である以上, どうしても消耗すると思っていて, そのへん適材適所でアサインしていくのは大事なのかなー... と思ったし, 「これは覚悟決められません」と言うのもまた大事なのかなと思った. 割と遠慮というか, 迷惑だよなあと思って, とりあえず「やってみます!」とか言って, 結果覚悟のないまま進んでいって, 結果としてうまくいかなくて消耗... みたいなの, やっぱりあると思う.